2010.06.05(Sat) 【◇60-◇69】
◇63 同族嫌悪。
217 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2008/08/21(木) 02:09:42 ID:clZ337WO0 [1/4]
直接自分絡みじゃないけど、男女の修羅場を目撃したんで報告
ある日、友達がoff会あるからお前も来ない?って誘われたんだ
そのoff会ってのはカラオケ好きなヤツが集まるどっかのサイト(友達が管理人)の常連が集まってカラオケ行くっつー会だったんだけど、オレも暇だったしついて行くことにしたの
んで当日集まったのは男がオレと友達以外にもう一人(K君)で、女(H子)が1人。
オレoff会ってのに参加したの初めてだったんで、こんな小規模な会もあるんだなとちょっと驚いてた。
とりあえずこの日の参加メンバーはそろったらしくてカラオケ行ったのさ。
最初は和やかな雰囲気で、オレもボケたりとかして調子合わせてたら、微妙に室内の空気が変化してきているのに気付いたんだ。
その違和感の正体はK君とH子だったわけ。
なんかH子が歌い終わるたびにK君が「はぁ・・・」とか分かりやすくあからさまにタメ息ついてんの。
最初はH子も聞き流してたみたいだけど、だんだん気になりだしたみたいで(この時点でK君自身はカラオケに参加してなかったというか自分の順番を飛ばしてた)、「何ですかさっきから?」ってH子がちょっとキレだしたんだ。
するとK君が「H子さんさぁ、自分で歌うまいって思ってる?もしかして?」とか言い出しやがった。
オレら(友達も)もハッ!?いきなり何言い出すの!?とか思ったんだけど、K君は続けるのね。
「基本、グルーヴとか分かってないよね?(確かこんな事言ってた)」とか、「声量をマイクに頼りすぎ」とか、とにかくH子にさんざんダメ出しするわけ。
ちょwwwお前カラオケで何言ってんのwwwとか思って、すかさずオレはH子のフォローっつーか場の凍った雰囲気を回復しようと面白い小話でも話そうかなってマイクを取ろうとしたんだ。
だって初めてリアルで会った人に(K君とH子はサイト上では知り合いだったらしい)ここまで言われたら、女の子だったら泣き出すんじゃないかとか思ってさ。
220 名前:217[sage] 投稿日:2008/08/21(木) 02:14:50 ID:clZ337WO0 [3/4]
そしたらH子の反応はまるっきり予想GUYだった。
いきなり立ち上がって、「なんですかそれ、もしかしてアタシの歌がヘタだって言ってます!?そんな風に言ってます!?」とか興奮してんのさ。
もうH子は顔真っ赤でさ、「アタシ、一応ボイトレとか行ってるんですけど」とか「ヘタとかって、耳腐ってんじゃないですか?」とかまくしたててんの。
K君はそんなH子の様子を鼻で笑うみたいなちょっと小馬鹿にしたような態度で、「は?ボイトレ?わざわざ金払って何習ってんの?ぜんぜん身になってないじゃん」とか冷静に返しててて。
とりあえず、みるみる険悪になってゆく室内に、オレと友達はポカンと口を開けて、ただ黙って見届けるしか出来なかった。
二人の言い合いを聞いていると、なんとなく二人のスペックが見えてきた。
~K君~
○小さい頃からピアノとかやってて厳しいレッスンを受けてきた。
○ギターも超うまくて何かのバンドで何かのコンテストとかにも出た事あるらしい(結果は不明)
○どっかの駅で弾き語りしたら、観客が100人近く集まったことがある。
○彼女はいない。
~H子~
○けっこうモテル(確かに自分で言ってた)
○ファッションとかにもこだわりを持ってる。
○将来は歌で食っていきたいと真剣に考えている。
○ボイトレ先で指導を受けている先生は演歌畑の人らしい。
○何かの雑誌の街で見かけた可愛い子みたいなコーナーに載ったことがある。
○今の彼氏はH子の歌で何度も涙しているらしい。
って感じだった。
221 名前:217[sage] 投稿日:2008/08/21(木) 02:17:16 ID:clZ337WO0 [4/4]
次第に二人ともヒートアップしてたけど、話の内容はいたってシンプルで、自分の歌声に自信のあるH子にダメ出しするK君の意見をH子が認めないって流れが延々ループしてるんだ。
オレはoff会って殺伐としたものなんだなとびびってたんだけど、友達もずいぶん困った表情してたんで、「まぁまぁ、せっかくカラオケ来たんだから楽しく歌いましょうよ」って提案するも聞き入れてもらえない。
終いにはK君の矛先がオレにまで及んで、「ちゃんと歌詞の情景とか思い描いてます?」とか振られて、「いや、情景までは考えてなかったかも知れません」とか答えるのがオレも精一杯だった。
気が付くとH子は泣きながらキレてるし、K君は時間の無駄とか言って帰ろうとするし、物凄いカラオケだった。
結局、時間終了を待たずして解散になって、二人とも目も合わさず帰って行って。
残されたオレと友達は何とも後味の悪い感じで。
「・・・ごめんな」って言われたwww
世間には色んな人たちがいるなぁって思いました。
おわり
直接自分絡みじゃないけど、男女の修羅場を目撃したんで報告
ある日、友達がoff会あるからお前も来ない?って誘われたんだ
そのoff会ってのはカラオケ好きなヤツが集まるどっかのサイト(友達が管理人)の常連が集まってカラオケ行くっつー会だったんだけど、オレも暇だったしついて行くことにしたの
んで当日集まったのは男がオレと友達以外にもう一人(K君)で、女(H子)が1人。
オレoff会ってのに参加したの初めてだったんで、こんな小規模な会もあるんだなとちょっと驚いてた。
とりあえずこの日の参加メンバーはそろったらしくてカラオケ行ったのさ。
218 名前:217[] 投稿日:2008/08/21(木) 02:11:51 ID:clZ337WO0 [2/4]
最初は和やかな雰囲気で、オレもボケたりとかして調子合わせてたら、微妙に室内の空気が変化してきているのに気付いたんだ。
その違和感の正体はK君とH子だったわけ。
なんかH子が歌い終わるたびにK君が「はぁ・・・」とか分かりやすくあからさまにタメ息ついてんの。
最初はH子も聞き流してたみたいだけど、だんだん気になりだしたみたいで(この時点でK君自身はカラオケに参加してなかったというか自分の順番を飛ばしてた)、「何ですかさっきから?」ってH子がちょっとキレだしたんだ。
するとK君が「H子さんさぁ、自分で歌うまいって思ってる?もしかして?」とか言い出しやがった。
オレら(友達も)もハッ!?いきなり何言い出すの!?とか思ったんだけど、K君は続けるのね。
「基本、グルーヴとか分かってないよね?(確かこんな事言ってた)」とか、「声量をマイクに頼りすぎ」とか、とにかくH子にさんざんダメ出しするわけ。
ちょwwwお前カラオケで何言ってんのwwwとか思って、すかさずオレはH子のフォローっつーか場の凍った雰囲気を回復しようと面白い小話でも話そうかなってマイクを取ろうとしたんだ。
だって初めてリアルで会った人に(K君とH子はサイト上では知り合いだったらしい)ここまで言われたら、女の子だったら泣き出すんじゃないかとか思ってさ。
220 名前:217[sage] 投稿日:2008/08/21(木) 02:14:50 ID:clZ337WO0 [3/4]
そしたらH子の反応はまるっきり予想GUYだった。
いきなり立ち上がって、「なんですかそれ、もしかしてアタシの歌がヘタだって言ってます!?そんな風に言ってます!?」とか興奮してんのさ。
もうH子は顔真っ赤でさ、「アタシ、一応ボイトレとか行ってるんですけど」とか「ヘタとかって、耳腐ってんじゃないですか?」とかまくしたててんの。
K君はそんなH子の様子を鼻で笑うみたいなちょっと小馬鹿にしたような態度で、「は?ボイトレ?わざわざ金払って何習ってんの?ぜんぜん身になってないじゃん」とか冷静に返しててて。
とりあえず、みるみる険悪になってゆく室内に、オレと友達はポカンと口を開けて、ただ黙って見届けるしか出来なかった。
二人の言い合いを聞いていると、なんとなく二人のスペックが見えてきた。
~K君~
○小さい頃からピアノとかやってて厳しいレッスンを受けてきた。
○ギターも超うまくて何かのバンドで何かのコンテストとかにも出た事あるらしい(結果は不明)
○どっかの駅で弾き語りしたら、観客が100人近く集まったことがある。
○彼女はいない。
~H子~
○けっこうモテル(確かに自分で言ってた)
○ファッションとかにもこだわりを持ってる。
○将来は歌で食っていきたいと真剣に考えている。
○ボイトレ先で指導を受けている先生は演歌畑の人らしい。
○何かの雑誌の街で見かけた可愛い子みたいなコーナーに載ったことがある。
○今の彼氏はH子の歌で何度も涙しているらしい。
って感じだった。
221 名前:217[sage] 投稿日:2008/08/21(木) 02:17:16 ID:clZ337WO0 [4/4]
次第に二人ともヒートアップしてたけど、話の内容はいたってシンプルで、自分の歌声に自信のあるH子にダメ出しするK君の意見をH子が認めないって流れが延々ループしてるんだ。
オレはoff会って殺伐としたものなんだなとびびってたんだけど、友達もずいぶん困った表情してたんで、「まぁまぁ、せっかくカラオケ来たんだから楽しく歌いましょうよ」って提案するも聞き入れてもらえない。
終いにはK君の矛先がオレにまで及んで、「ちゃんと歌詞の情景とか思い描いてます?」とか振られて、「いや、情景までは考えてなかったかも知れません」とか答えるのがオレも精一杯だった。
気が付くとH子は泣きながらキレてるし、K君は時間の無駄とか言って帰ろうとするし、物凄いカラオケだった。
結局、時間終了を待たずして解散になって、二人とも目も合わさず帰って行って。
残されたオレと友達は何とも後味の悪い感じで。
「・・・ごめんな」って言われたwww
世間には色んな人たちがいるなぁって思いました。
おわり