2010.09.22(Wed) 【◇70-◇79】
◇78 願ったり叶ったり。
117 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 10:13:49 ID:vwahEGPV0 [1/8]
最近やっと片がついた修羅場。プチだが投下。
俺男 大学生
友男 大学生
浮子 大学生
大学の入学式、たまたま席が前後だった浮子に一目惚れ。
大学デビューと言わんばかりに髪を染め上げている奴らの中、黒髪の彼女は目立っていた。
俺はヘタレなもんでアタックなど出来やしなかったが、陰でそっと眺めている
だけでも十分幸せだったさ。あの時までは。
さて、少し本題とはずれるが先程大学デビューなるものを鼻で笑うような書き方をした俺だが、
何を隠そう俺も大学デビューした奴らの一人だ。
高校までボッチだった俺は見た目だけでもリア充になりたかったんだよ。
けれどどんなに髪を茶色くしようが、男向けの雑誌なんぞ読もうが、一向に俺には友達が出来なかった。
っていうか、今思えば痛かったんじゃないの。大体いくら容姿にお金つぎ込んでも
コミュ力がなきゃな、何にも変わらない。
そんな便所飯ルートに猪突猛進の俺に声を掛けてきた奇特なやつがいた。友男だ。
友男は絵に描いたようなイケメンリア充で、顔を見るのも恐れ多い奴だった。
奴はいつも輪の中心にいて楽しそうで、俺とは正反対の人種だった。
なのに驚くほど気が合って、すぐに仲良くなれた。
口下手な俺を上手くフォローして、輪の中に入れてくれた。仲間にしてくれた。
友男に対する恩は返しても返しきれないほどある。
それから程無くして、俺も皆となじめてきたころ友男が彼女を紹介したいと言いだしたのだ。
そして、友男の彼女を紹介され俺は驚愕する。
なんと友男の彼女はあの浮子だったのだ。
俺の淡い恋心は彼女と口を聞くこともないまま散ってしまったというわけだ。
それからしばらくは辛かった。友男からのノロケや、浮子からの会釈、挨拶。
その度に俺の心はキューっとなるのだった。
しかし、それも徐々に治まっていき純粋に友男におめでとう、と言えるようになる日がきた。
失恋は確かに堪えたがそれ以上に友男には色々な感情を教えてもらったからね。
それから少しして、あるきっかけから浮子とも話すようになり、三人で飲みに行くことが増えた。
もうその頃には浮子に対する俺の気持ちもすっかりと消えて、本当に男友達三人で
飲みに行くような、そんな状態で臨めたわけだ。
相変わらず二人はラブラブで、それがいつまでも続くと思っていたわけだけど・・・。
122 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 10:37:31 ID:vwahEGPV0 [3/8]
どこかで歯車が狂い始めていた。
まず、友男がバイトに勤しみ三人で会う機会が減っていったということ。
次に友男の周りから少しずつ友達ら(仮にA男、B男、C男としよう)
が離れてきているということ。
前者は別に特に気にしていなかった。元々友男はバイト志望があったし。
三人で会えなくとも浮子と二人で飲む事もあった。
(今思えば浮気と思われても仕方ない。でも本当に俺には浮子を女として見る気持がなかったのだ。)
後者の方は気になった。いつも一緒につるんでいた仲間なのに何も言わずに立ち去るなんて、と
友男も落ち込んでいた。別に友男や俺が何をしたわけでもなかった(と、思う。)
なのに黙って逃げてくなん、と結構俺も落ちた。
127 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 10:46:53 ID:vwahEGPV0 [4/8]
そして、いつしか友男は大学にも顔を出さないようになった。
バイトを増やしたみたいで、忙しいとの事。
友男はどんな場所でも人気者だから、少しの間だけでも別の所で現実逃避
したいんじゃないかな、って俺は思った。だから何も言わなかった。
浮子に聞いたところ、最近は連絡もとっていないらしい。
しかし浮子は別に気にとめた様子じゃなかった。それどころか驚くべきことを口にしたのだ。
浮「もう私、友男とはやっていけない・・・。他に好きな人ができたの」
俺「えっ・・・どういうことだよ、それ、友男に伝えたのかよ」
浮「ううん・・・まだ話していない。ってか、会っても無いし」
俺「そんな状態じゃ駄目だろ。中途半端で付き合ってんなよ」
俺はかなり怒っていた。何日も休んでいる友男を気にも留めない浮子に、それどころか
新しく好きな人ができたと抜かしている浮子に怒りを覚えたのだ。
すると、俺の強い物言いに傷ついたのか、浮子が泣き出してしまった。俺は焦った。
浮「うっつううう(すすり泣いている)」
俺「ごめんって、許してよ。もう一度友男と話し合ってよ。
ついきつく言っちゃってごめん」
浮「俺男君、全然分かってない・・・私の気持ち」
俺「え?」
浮「私の好きな人、俺男君なのにっ」
え?
130 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 10:56:28 ID:vwahEGPV0 [5/8]
俺「えっえっ何?え、どういうこと?」
浮「やっぱ俺男君何にも分かってない!私は俺男君が好きなの。
だから友男とは付き合えないんだよっ」
俺「そんな急に言われても困るって・・・」
浮「いいの、分かってたから。でも今日は一人でいるの寂しいよ・・・」
俺「はい?」
浮「一人で真っ暗な部屋に帰るのが寂しいの。好きな人に分かってもらえなかったのも。」
やっと分かった。浮子は誘ってるんだ。でも、俺にゃその誘いを受けれない。
浮子が上目遣いでこっちを見やる。狙ってやがるな、こいつ。俺は浮子にはもう軽蔑しかしてない。
俺「ごめん、無理」
浮「えっ・・・」
俺「浮子とは寝れない。友男の彼女だから。
大体会っていないとはいえ別れていないのに、彼氏がいるのに
他の男を誘う女とは寝れない。いくら可愛くても。それ、狙ってるでしょ?」
浮「狙ってる?」
俺「その上目遣い。それで何人の男が落ちたの?分かった、A男もB男もそれで落ちたんだ」
浮「なんでそのことをっ」
はったりだったのに、本当だったんかい。
138 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 11:04:55 ID:vwahEGPV0 [6/8]
もう話していられない。こんな女と。俺は店を出た。
浮「俺男君!違うの、さっきの冗談!!お願いだから友男には言わないで!」
完全無視。なんて女。俺はすぐさまA男に電話した。
俺「A男、お前浮子ちゃんと関係持ってんだろ?」
A「・・・なんでそのことを?」
俺「浮子ちゃんから聞いた。お前、誘われたの?で、のこのこついてっちゃってたの?」
A「ごめんっ本当にごめん!悪気はなかったんだよ、酔った勢いで!」
俺とA男は会うことに。そこにはB男とC男もいた。
話を聞くとこう。
いつか前、三人で飲み屋にいたとき、偶然浮子に会った。
浮子は一人で来ていたようで、顔は涙で濡れていた。
わけを聞くと、友男とやっていけない、もう別れる・・・と言う。
それ以上は深く聞かないで別れようとしたとき、A男にだけメモを添えたという。
中には「店を出た後、もう一軒付き合ってくれませんか」と書かれていたのだそうだ。
そしてそのまま誘われ寝てしまったというのだ。他二人も同じような状況だった。
三人は友男への罪悪感で離れてしまった、本当に済まない、それ以来浮子とは会っていないから、
と口を揃えて言った。俺は不思議と三人を怒ることが出来なかった。
145 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 11:15:08 ID:vwahEGPV0 [7/8]
ひとまず俺にじゃなくて友男に謝れ、今友男はコンビニでバイト中だぞ、と言った。
すると三人は号泣wバイト中であろうがなんだろうが今すぐ謝りに行くとのこと。いや、迷惑だろそれw
しかし一応友男に連絡すると「今終わったよ~」との声。
男五人で腹を割って話すことに。友男は何故か照れて挙動不審だった。
A、B、C「かくかくしかじか・・・というわけで本当に申し訳ありませんでしたっ!」
友「えー・・・そうだったの・・・俺彼女にも友達にも裏切られていたわけー」
A「本当に悪かった、ごめんっ!でも俺男はお前を裏切らなかったって・・・」
友「まじで?俺男が?女に飢えてるお前が?」
俺「もてなくて悪かったな・・・俺はちゃんと断ったよ」
友「そっか・・・ありがと・・・俺お前好きだわ・・・」
B「ちょっ友男ホモ走んなよ!彼女に騙されてたからって!」
A、C、俺、友「お前が言うんじゃねえよ!謝れよ!」
B「本当にすまん」
ってわけでなんか終始なごやかな雰囲気だった。
友男は「いくら本当でも隠し通せばよかったのに。ばれてもしらをきりとおせばよかったのに。」
と言っていた。ちゃんと話してくれたこと、浮子がそんな奴だって教えてくれたこと、それを喜んでた。
その姿にA、B、C号泣。土下座して、罰として一人三日ずつ友男に昼飯奢ることで決着がついた。
男同士ってサバサバしてんなーって思った。しかし、それでいいのかよ!
151 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 11:22:51 ID:vwahEGPV0 [8/8]
それから浮子とどうするかって話に。
俺たちも話し合いについてくって言ったけど、友男は断わった。
そしてじっくりねっとりと話し合いをし、なんとか別れることができたんだそう。
話し合い内容を簡単に言うと、
・浮子は言い訳オンパレードでごねて話にならなかった。
・それどころか俺達(俺男ら)が誘ってきて私を食い物にしたと言う。
・それにきれた友男は(まー食い物にはしたけど)浮子に強引に別れを告げる。
・浮子は泣きじゃくっていたがついに逆切れして、
「こんな男願い下げ!」と鼻息ふかして帰っていた。
ひとまず一件落着。友男は新しい彼女ができたようです(バイト先の子)。
ABCも戻ってきて野郎五人で楽しく大学生活過ごしています。
俺にも春は来るのかって感じだけど・・・。とりあえず。
支援してくれた人ありがとう。ピッチに笑かしてもらったよ。
それじゃあ!
最近やっと片がついた修羅場。プチだが投下。
俺男 大学生
友男 大学生
浮子 大学生
大学の入学式、たまたま席が前後だった浮子に一目惚れ。
大学デビューと言わんばかりに髪を染め上げている奴らの中、黒髪の彼女は目立っていた。
俺はヘタレなもんでアタックなど出来やしなかったが、陰でそっと眺めている
だけでも十分幸せだったさ。あの時までは。
さて、少し本題とはずれるが先程大学デビューなるものを鼻で笑うような書き方をした俺だが、
何を隠そう俺も大学デビューした奴らの一人だ。
高校までボッチだった俺は見た目だけでもリア充になりたかったんだよ。
けれどどんなに髪を茶色くしようが、男向けの雑誌なんぞ読もうが、一向に俺には友達が出来なかった。
っていうか、今思えば痛かったんじゃないの。大体いくら容姿にお金つぎ込んでも
コミュ力がなきゃな、何にも変わらない。
そんな便所飯ルートに猪突猛進の俺に声を掛けてきた奇特なやつがいた。友男だ。
友男は絵に描いたようなイケメンリア充で、顔を見るのも恐れ多い奴だった。
奴はいつも輪の中心にいて楽しそうで、俺とは正反対の人種だった。
なのに驚くほど気が合って、すぐに仲良くなれた。
口下手な俺を上手くフォローして、輪の中に入れてくれた。仲間にしてくれた。
友男に対する恩は返しても返しきれないほどある。
それから程無くして、俺も皆となじめてきたころ友男が彼女を紹介したいと言いだしたのだ。
119 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 10:29:32 ID:vwahEGPV0 [2/8]
そして、友男の彼女を紹介され俺は驚愕する。
なんと友男の彼女はあの浮子だったのだ。
俺の淡い恋心は彼女と口を聞くこともないまま散ってしまったというわけだ。
それからしばらくは辛かった。友男からのノロケや、浮子からの会釈、挨拶。
その度に俺の心はキューっとなるのだった。
しかし、それも徐々に治まっていき純粋に友男におめでとう、と言えるようになる日がきた。
失恋は確かに堪えたがそれ以上に友男には色々な感情を教えてもらったからね。
それから少しして、あるきっかけから浮子とも話すようになり、三人で飲みに行くことが増えた。
もうその頃には浮子に対する俺の気持ちもすっかりと消えて、本当に男友達三人で
飲みに行くような、そんな状態で臨めたわけだ。
相変わらず二人はラブラブで、それがいつまでも続くと思っていたわけだけど・・・。
122 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 10:37:31 ID:vwahEGPV0 [3/8]
どこかで歯車が狂い始めていた。
まず、友男がバイトに勤しみ三人で会う機会が減っていったということ。
次に友男の周りから少しずつ友達ら(仮にA男、B男、C男としよう)
が離れてきているということ。
前者は別に特に気にしていなかった。元々友男はバイト志望があったし。
三人で会えなくとも浮子と二人で飲む事もあった。
(今思えば浮気と思われても仕方ない。でも本当に俺には浮子を女として見る気持がなかったのだ。)
後者の方は気になった。いつも一緒につるんでいた仲間なのに何も言わずに立ち去るなんて、と
友男も落ち込んでいた。別に友男や俺が何をしたわけでもなかった(と、思う。)
なのに黙って逃げてくなん、と結構俺も落ちた。
127 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 10:46:53 ID:vwahEGPV0 [4/8]
そして、いつしか友男は大学にも顔を出さないようになった。
バイトを増やしたみたいで、忙しいとの事。
友男はどんな場所でも人気者だから、少しの間だけでも別の所で現実逃避
したいんじゃないかな、って俺は思った。だから何も言わなかった。
浮子に聞いたところ、最近は連絡もとっていないらしい。
しかし浮子は別に気にとめた様子じゃなかった。それどころか驚くべきことを口にしたのだ。
浮「もう私、友男とはやっていけない・・・。他に好きな人ができたの」
俺「えっ・・・どういうことだよ、それ、友男に伝えたのかよ」
浮「ううん・・・まだ話していない。ってか、会っても無いし」
俺「そんな状態じゃ駄目だろ。中途半端で付き合ってんなよ」
俺はかなり怒っていた。何日も休んでいる友男を気にも留めない浮子に、それどころか
新しく好きな人ができたと抜かしている浮子に怒りを覚えたのだ。
すると、俺の強い物言いに傷ついたのか、浮子が泣き出してしまった。俺は焦った。
浮「うっつううう(すすり泣いている)」
俺「ごめんって、許してよ。もう一度友男と話し合ってよ。
ついきつく言っちゃってごめん」
浮「俺男君、全然分かってない・・・私の気持ち」
俺「え?」
浮「私の好きな人、俺男君なのにっ」
え?
130 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 10:56:28 ID:vwahEGPV0 [5/8]
俺「えっえっ何?え、どういうこと?」
浮「やっぱ俺男君何にも分かってない!私は俺男君が好きなの。
だから友男とは付き合えないんだよっ」
俺「そんな急に言われても困るって・・・」
浮「いいの、分かってたから。でも今日は一人でいるの寂しいよ・・・」
俺「はい?」
浮「一人で真っ暗な部屋に帰るのが寂しいの。好きな人に分かってもらえなかったのも。」
やっと分かった。浮子は誘ってるんだ。でも、俺にゃその誘いを受けれない。
浮子が上目遣いでこっちを見やる。狙ってやがるな、こいつ。俺は浮子にはもう軽蔑しかしてない。
俺「ごめん、無理」
浮「えっ・・・」
俺「浮子とは寝れない。友男の彼女だから。
大体会っていないとはいえ別れていないのに、彼氏がいるのに
他の男を誘う女とは寝れない。いくら可愛くても。それ、狙ってるでしょ?」
浮「狙ってる?」
俺「その上目遣い。それで何人の男が落ちたの?分かった、A男もB男もそれで落ちたんだ」
浮「なんでそのことをっ」
はったりだったのに、本当だったんかい。
138 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 11:04:55 ID:vwahEGPV0 [6/8]
もう話していられない。こんな女と。俺は店を出た。
浮「俺男君!違うの、さっきの冗談!!お願いだから友男には言わないで!」
完全無視。なんて女。俺はすぐさまA男に電話した。
俺「A男、お前浮子ちゃんと関係持ってんだろ?」
A「・・・なんでそのことを?」
俺「浮子ちゃんから聞いた。お前、誘われたの?で、のこのこついてっちゃってたの?」
A「ごめんっ本当にごめん!悪気はなかったんだよ、酔った勢いで!」
俺とA男は会うことに。そこにはB男とC男もいた。
話を聞くとこう。
いつか前、三人で飲み屋にいたとき、偶然浮子に会った。
浮子は一人で来ていたようで、顔は涙で濡れていた。
わけを聞くと、友男とやっていけない、もう別れる・・・と言う。
それ以上は深く聞かないで別れようとしたとき、A男にだけメモを添えたという。
中には「店を出た後、もう一軒付き合ってくれませんか」と書かれていたのだそうだ。
そしてそのまま誘われ寝てしまったというのだ。他二人も同じような状況だった。
三人は友男への罪悪感で離れてしまった、本当に済まない、それ以来浮子とは会っていないから、
と口を揃えて言った。俺は不思議と三人を怒ることが出来なかった。
145 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 11:15:08 ID:vwahEGPV0 [7/8]
ひとまず俺にじゃなくて友男に謝れ、今友男はコンビニでバイト中だぞ、と言った。
すると三人は号泣wバイト中であろうがなんだろうが今すぐ謝りに行くとのこと。いや、迷惑だろそれw
しかし一応友男に連絡すると「今終わったよ~」との声。
男五人で腹を割って話すことに。友男は何故か照れて挙動不審だった。
A、B、C「かくかくしかじか・・・というわけで本当に申し訳ありませんでしたっ!」
友「えー・・・そうだったの・・・俺彼女にも友達にも裏切られていたわけー」
A「本当に悪かった、ごめんっ!でも俺男はお前を裏切らなかったって・・・」
友「まじで?俺男が?女に飢えてるお前が?」
俺「もてなくて悪かったな・・・俺はちゃんと断ったよ」
友「そっか・・・ありがと・・・俺お前好きだわ・・・」
B「ちょっ友男ホモ走んなよ!彼女に騙されてたからって!」
A、C、俺、友「お前が言うんじゃねえよ!謝れよ!」
B「本当にすまん」
ってわけでなんか終始なごやかな雰囲気だった。
友男は「いくら本当でも隠し通せばよかったのに。ばれてもしらをきりとおせばよかったのに。」
と言っていた。ちゃんと話してくれたこと、浮子がそんな奴だって教えてくれたこと、それを喜んでた。
その姿にA、B、C号泣。土下座して、罰として一人三日ずつ友男に昼飯奢ることで決着がついた。
男同士ってサバサバしてんなーって思った。しかし、それでいいのかよ!
151 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 11:22:51 ID:vwahEGPV0 [8/8]
それから浮子とどうするかって話に。
俺たちも話し合いについてくって言ったけど、友男は断わった。
そしてじっくりねっとりと話し合いをし、なんとか別れることができたんだそう。
話し合い内容を簡単に言うと、
・浮子は言い訳オンパレードでごねて話にならなかった。
・それどころか俺達(俺男ら)が誘ってきて私を食い物にしたと言う。
・それにきれた友男は(まー食い物にはしたけど)浮子に強引に別れを告げる。
・浮子は泣きじゃくっていたがついに逆切れして、
「こんな男願い下げ!」と鼻息ふかして帰っていた。
ひとまず一件落着。友男は新しい彼女ができたようです(バイト先の子)。
ABCも戻ってきて野郎五人で楽しく大学生活過ごしています。
俺にも春は来るのかって感じだけど・・・。とりあえず。
支援してくれた人ありがとう。ピッチに笑かしてもらったよ。
それじゃあ!