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◇95 尻拭い。

823 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2010/05/15(土) 16:13:38 ID:I9y8WnKw0 [1/5]
ちょっとオタ話入るので、苦手な人はスルーでよろしく。

私子…当時フリーター
彼男…当時大学生
キチ子…当時高校生(不登校)
兄男…彼男の兄。


彼男と私はどっちもゲーマーだった。
特に彼男は、とあるゲームのファンサイトみたいなもののオフ会に行くほどのゲーマー。
私も同じファンサイトでチャットしたりしてたけど、オフ会には抵抗があったので不参加。
ついでに、前に違うサイトでエロ目的の出会い厨に粘着されたので、男のふりをしてチャットに参加してた。

そこでキチ子から人生相談をされるようになった。
私は実家住まいのフリーターだったから時間もあったし、あまり無責任な事は言わないように気を付けつつキチ子の愚痴を聞いてた。

そしたらキチ子にロックオンされた。

キチ子は私と仲の良い人たちに、「私男(私子のHN)さんに会いたい!」と私の連絡先を聞きまくっていた。
そのうち彼男と私子がリアル知り合いだと知り、キチ子は彼男に「私男さんの情報教えろ」攻撃をした。
アホな彼男は、私男のプロフィールを適当にでっちあげてキチ子に教えた。
モデルは彼男の兄の兄男。

キチ子はそのプロフィールがキチ子の好きなゲームキャラに似ていたため、キチスイッチが入ってしまったらしい。
私あてに、ポエムや「会いたい」「会えなきゃ死ぬ」「愛してます」「自殺します」のテンプレメンヘラ迷惑メールが来た。
1日に20通届いた時に、私はサイトから姿を消しメアド変更をした。 824 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2010/05/15(土) 16:18:57 ID:I9y8WnKw0 [2/5]
しかしアホな彼男は、「俺は大丈夫。キチ子がログインしたらチャットから出ればいいし!」とチャットに参加し続けた。
そして私が何度もやめろと言ったのに、彼男は「私子は神経質だなー、俺は男だから大丈夫!」と状況を甘く見てオフ会に出かけてしまった。

そこにはキチ子が来ていた。
キチ子は大柄で太っていて、肌も荒れ化粧もせず、黒尽くめの露出ゼロの服を着て、30代くらいに見えた。

彼男はびびって、幹事に適当な理由をつけて早退。
するとキチ子が「送ります」とついて来た。
断っても逃げても電車に乗っても追いかけて来るので、彼男は途中下車して走って逃走。

…よりによって私の家に。

彼男は一人暮らしで、キチ子が押しかけて来たら怖いからと私の家に来たらしい。
ヴァカにもほどがある。

結果、彼男のピンポーンに応えて出た私の姉が、キチ子に襲われた。
二階にいた私は悲鳴と奇声を聞いて玄関に走った。

そこには、姉の首を絞めている見知らぬ女(キチ子)と、抵抗して女の手を殴り続ける姉。
そしてその隣に座り込んで、涙目で悲鳴を上げてる彼男が。

メダマドコーになりつつ慌ててキチ子を引きはがそうとしたが、すごい怪力で歯が立たない。
彼男を蹴飛ばして立たせ、二人がかりで羽交い締めにしてようやく姉から引きはがした。
余談だけどキチ子からは異臭がした。

826 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2010/05/15(土) 16:25:39 ID:I9y8WnKw0 [3/5]
キチ子はずっと「あばっばっばばばっばばばばっばばぶぁば」みたいな感じで会話にならず、
隣のおじさんとおばさんが様子を見に来てくれて、警察呼ぶかどうしようかということに。

しかし、我が家では前に姉が元彼にストーカーされたことがあって、その時「知り合いのトラブルだしねぇ」と
相談した警察に嫌な顔をされた思い出があったので、警察不信だった。

キチ子の荷物を漁ったら学生証が出て来て、びっくりしたが本当に高校生だったこともあり、警察は話を聞いてからに。

そのうちキチ子も落ち着いて、膝を抱えてすみっこでめそめそし始めた。
キチ子に飲み物を与え、聞き込みを開始。

キチ子はどうしても私男に会いたくて、不登校のヒキコモリだったが勇気を出してオフ会に出た。
彼男から私男の話を聞きたかったが、彼男が逃げ出したので追いかけた。
彼男が逃げ込んだ我が家を、彼男の家だと思い込んだ。
そしたら年上の女性が出迎えた。
既にキチ子は色々な人から私男と彼男の話を聞きまくっており、その結果、私男は彼男の兄だろうとあたりをつけていた。
(彼男がでっち上げた私男像が、彼男の兄をモデルにしてたのだから当然といえば当然)

チャットで聞いた話では彼男には兄しかいないはず→なのに女が出て来た→年上の女ってことは私男の彼女!?

で、姉に襲い掛かったということだった。

私が私男だという説明をしたが、キチ子はなかなか信じなかった。
ようやく信じさせた時、キチ子は白目剥いて口の端から泡飛ばして「おげっおげっ」と言い始めた。
もう本当に怖くて泣きたかったのに、彼男が先に「俺もういやだぁ~!」と泣き出した。
冷めた。

830 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2010/05/15(土) 16:32:22 ID:I9y8WnKw0 [4/5]
この時点で、キチ子襲撃からもう2時間くらい経ってたと思う。
私は疲れ切ってた。

姉が「あの子おかしい。下手に警察に押し付けても恨まれるかもしれないし、家に連絡して迎えに来てもらった方がいい」と提案したので
キチ子の家に電話したら、やけに朗らかな母親が出て「まぁごめんなさいねー、うちの子おかしから」で済まそうとする。
迎えに来いよと言っても、「勝手に帰って来ますから大丈夫ですよーほほほほ」とか朗らかに言ってて話にならない。

しょうがないので彼男と私でタクシーに乗り、キチ子を家まで送った。
家からは母親が出て来て、「あらーすみませんねー、○子(キチ子の本名)ったら困った子でねー」と笑顔で言ったんだけど、なんか目がおかしい。
なんていうか、こっちを見てないというか、宇宙を見てる目付きだった。

これはヤバイと思い、タクシー代だけ払って貰い、「今度来たら警察に通報します」と告げて私と彼男は逃亡。
この直後に彼男とはケンカになり、というか私が彼男のアホっぷりとチキンっぷりにキレて別れた。


その後キチ子とはまったく縁がなかったが、昨日見ていたサイトにキチ子の名前ととても聞き覚えのある人生相談があったので、
ちょっとジンマシン出しつつ投下した。

終わり。

832 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2010/05/15(土) 16:38:54 ID:I9y8WnKw0 [5/5]
キチ子の説明は順序立ててまとめてるけど、実際は理解するのにすごく時間がかかった。
話は前後するし、全然関係ない身の上話が入るし、興奮すると「アヴァヴァヴァヴァヴァ」になるし。
「捨てないで下さい」とか土下座もされたよ、あれはいったい何の病気なんだ…

ほんと、もっと早く彼男と別れとけばよかった。
若かったとはいえ、ヘタレと柔和の違いを見抜けないとは情けない。

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