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◇30 遊びなれない男。

805 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 11:14:45
しばらく修羅場が出ていないようなのでネタを投下。

私(地元の大学)
彼(遠くの大学)
E子(彼と同じ大学)

私と彼は高校の時から付き合ってて、彼の大学進学を境に遠距離恋愛になりました。
お互いが初めての相手だったため、周りが見えてなく、高校時代の付き合いは
依存的で、あまりに現実離れした願望に支配されたものでした。
そんな夢のような付き合いから一転、遠距離恋愛になり、二人ともかなり辛かったですが
こまめな連絡や、励ましあいで何とか関係を保っていました。
あの女が現れるまでは・・・ 806 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 11:17:28
彼はできるだけ、私が寂しがらないように、大学での授業のこと、初めての一人暮らし、
新しい友達のことなどを事細かに包み隠さず教えてくれ、毎日日記のようなメールをお互い送りあって、
離れていても、お互いのことを一番よく知っているのはやはりお互いなのだと確認し合うような
日々が続きました。
ところが、ある日を境に彼の口から、「最近できた女友達E子」の話題が度々発せられるようになりました。
私たちは、お互いに依存しあうような付き合いをしていたため、高校では特筆すべき異性の友人は
あまりいなく、内心私は嫉妬の気持ちもありましたが、「女友達ができた」と彼が喜んでいたため、
素直に一緒に喜んであげることにしました。

807 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 11:20:03
しかし、それからというもの、彼がE子と遊ぶ機会はだんだんと多くなり、
他の男友達と比べたって、E子と遊ぶ度合いはかなり多くなっていました。
彼の大学は、隣町に行かなければ何も娯楽がないような、辺境の地にありましたので、
彼の大学の学生はほぼ100%一人暮らし。門限があるような学生はいませんでした。
なので、誰かの家に泊まることなどそれほど珍しくなく、それは異性同士でだって当然のことでした。
E子はサークル活動などを忙しくやっている子らしく、彼と遊ぶのは大体夜。
彼の家で二人きりでビデオなどを見て、そのまま飲みながら泊まることもたくさんありました。

809 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 11:25:01
さすがに心配になった私は「女の子と二人きりで泊まるのだけはやめて。」と彼に再三言いましたが、
彼は「E子が夜しかあいてないんだから必然的にそういう遊び方になるのは仕方ない。
E子は学科が違うから、共通の友達もいないし、遊ぶときはいつも二人きりだ。」と言い、
さらには「あいつはただの友達だから、女だからって男友達と同じように遊ぶ。
そんな風に考えるお前の方こそ、考えが不純じゃないのか。」と逆にたしなめられてしまいました。
しかし彼は、その前に度々、「E子はお前と似てて、俺と凄く気が合う。」「もしお前がいなかったら
E子と付き合っていたかもな。」などと冗談じゃない冗談を言っていたので、私は気が気じゃなかったのです。

810 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 11:27:25
毎日のように彼から出るE子の話題を聞くのが辛かったです。
そんなことがあったので、私は段々疲れていって、彼に愚痴のような恨み言を言う日が増えていきました。
E子と遊ぶのが原因なのは彼も理解していたのですが、一向に行動を改める気配がないので、
私の恨み言はエスカレートし、彼もどんどんと疲れていって私との連絡に嫌気が差していったと思います。
ある日、とうとう我慢の限界に達した彼から、別れを告げれました。
「お前のために生きるのが疲れた。これから自分のやりたいことも見つけたいし、しばらく一人でいたい。」
「お前のことは今でもこんなに愛してるのに。」
と言っていたので、私は(疲れさせて悪かったな。一人でいたいなら仕方ない。もし縁があったら
お互いが成長した時に、また会えるでしょう。)と思い、涙ながらに承諾しました。

812 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 11:30:50
数週間後、新しいバイトを始め、やっと気持ちを切り替え始めた時、彼との共通の友人から衝撃の事実を聞いてしまいました。
「あいつ(彼)は今、E子と付き合ってる。お前と別れた日から3日も経たない内からだ。」
私は自分の耳を疑いました。え?「今でも愛してる」「一人でやりたいことを見つける」はどうなったの?
別れを告げられた時以上のショックを受けた私は、怒りまじりに彼に電話し、直接会う約束を取り付けました。
次の休日、飛行機と電車を乗り継ぎ、彼の現在の住まいにやってきました。
彼の家に上がるなり私は、抑えていた感情を吐き出しました。
しかし彼は毅然と「お前と別れたときにE子が励ましてくれて、話を聞いてくれた。
乗り換えとかじゃないし、俺は真剣だ。」と言い、裏切りだ、裏切りじゃないの無駄な水掛け論がしばらく続きました。
彼がトイレに立った時、私は彼の携帯があるのに気づき、私たちが別れる前のメールをチェックしました。
E子からのメール「彼女が怖くて大変だね(T_T)またそばに居てほしいときは出動しまする^^」
「だって●●(彼)って力強いから痛いんだもん~(><)でもぎゅ~ってしながらされる方が好きなの♪♪」
・・・・もう私が怪しいと思ったときから完全に黒でした。

813 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 11:33:34
私は彼の携帯でE子に電話を掛け、いますぐ彼の部屋へ来るように言いました。
最初はE子も「え?え?」て感じでしたが状況が飲み込めた(?)らしく承諾しました。
トイレから彼が戻ってから全て伝え、私マジギレ、彼逆ギレの大喧嘩。
そうこうしている内にE子が登場しましたが、
私がE子を責め立てても、彼はかばう様子もなく「俺は俺の好きなようにやっただけだ」みたいな
ことをのたまい、E子は(この子は前々から聞いていたが頭が弱いらしい)ぼへ~っと聞いている。
痺れを切らした彼がE子を帰しましたが、私が許すはずもなく、E子が帰る際にE子に向かって
「あんたのデリカシーのなさが原因でしょうが!だから天然系の女って怖いのよぉぉおお!!」
などと、自分でもよくわからない罵倒を浴びせていたように記憶しています。

815 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 11:39:25
E子が帰った途端、私は悔しさと悲しさでぼろぼろに泣き出し、こんなに愛していたのに、
あんな風に言ってくれたのは全部嘘だったの、と涙で彼に訴えました。
よりを戻そうとか言うことではなく、裏切り行為についての謝罪と反省をして欲しかったのです。
しかし彼は、謝るどころか、
「ほらそうやって、お前はすぐ過去の事を引き合いに出して悲観的になる。だから相手も疲れるし
お前のこと重くなるんだろ? 人間は考えが変わる生き物なんだから、いつまでも人を縛り付けてないで云々・・・」
と「さも自分、イタイ女に人の道を教えてやってます」のような悦の入りようで説教をし出しました。
その態度にブチ切れた私が、そばにあった、組み立ててない状態の、組み立て式ちゃぶ台の足(直径10センチくらいの木の棒)
を彼の腹にぶつけ(刺し?)、古新聞のまとめたやつやら、本棚の教科書やら、E子のものと思われる洗顔セットやらを
投げつけて泣きながら地元に帰ってきました。


こんな感じです。ネタです。

ネタであって欲しいです。

824 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 12:44:33
遊びなれない男の典型パターンだよね。
自分がもてる感覚に陥って、すんげー傍若無人になんの。
「心変わりはしょうがない」「縛るなんてつまらない女」
いくらでも女なんて沸いてくるしぃ な感覚になるんだってさ。
ま じ ば か 。 

女磨いていい男みつけて、マジ幸せになっちまおう!
んで共通の友達に、あなたの幸せっぷりをそのバカ男に伝えてもらおう。
あなたがいい女になることが何よりの復讐になるはずだよ~。 

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