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◇39 バチバチバチバチーン!!!

685 名前:るいるい@[] 投稿日:2007/01/11(木) 18:23:25 ID:21C3iUE/0
書いてもいいですかね・・・。

686 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/11(木) 18:24:40 ID:FBiqumov0
◎投稿者の方へ
「書いていいですか?」等、住人の了解を取る必要は全くありません。
投下している人が他にいない場合はどんどん投下を始めてください。
(人がいないように見えてもそのうちレスは付きますのでご安心ください)
*修羅場予告等は休憩所でお願いします。実況は勘弁です。


687 名前:るいるい@[] 投稿日:2007/01/11(木) 18:27:05 ID:21C3iUE/0
私:るいるい
彼:H

書くにあたって後から登場人物が出てきますが、なるべく分りやすいように頑張って書きます。

688 名前:685[] 投稿日:2007/01/11(木) 18:33:51 ID:21C3iUE/0
>>686
わかりました(汗)

時は数年前、ちょうど真冬でした。
当時2年付き合ってた彼と結婚の話もでていて、プロポーズもされてました。
当時私は正社員で彼はギタリスト。
でも職が職なだけに、幸先が不安だったけど一応安定した収入もあったようで
2人で結婚式場とか住むところとか、色々考え試行錯誤していました。

数ヵ月後。Hが突然就職宣言。
あれ??と思ったけど、安定した職であったため素直に了承。
だけどここからが修羅場への入り口でした。 689 名前:685[] 投稿日:2007/01/11(木) 18:43:58 ID:21C3iUE/0
ある日。
「今日残業で遅くなるから」と頻繁にメールが入るようになりました。
就職して間もない頃で、会えない日もここ数週間続いていた。
不安だったけど仕事が慣れるうちまでは仕方がない、と半強制的に
自分を納得させ電話を切っていた。

数十分後、彼の自宅から電話。出るとなんとHの母親。
「Hがねー数日前から帰ってないの。」

え・・・・???

意味が分らず、理由を聞くと「出張で明日の夕方には帰るから」と言い残し、
一泊の出張の割には大きな荷物をまとめて家を出たらしい。
もちろんすぐに携帯へ電話。だけどすぐに留守電。
・・・考えてみれば就職して間もない頃、「気が散るから携帯へ電話するのを止めて欲しい」と釘を刺され
用事があるときはメールにしていた。
とりあえず、留守電にメッセージを残し電話を待つことに。

692 名前:685[] 投稿日:2007/01/11(木) 18:56:03 ID:21C3iUE/0
電話が繋がらないまま数日が過ぎた頃、
深夜、友達のMからメール。

「○○(行き着けのBAR)に居るんだけど、偶然Hと会った。」

すぐMへ電話。
「一人だったようだけど、私が声をかけにカウンターへ行ったら逃げる帰っちゃったよ・・・?
るいるい@ちゃん達になにかあった?」
かくかくしかじか説明すると
「すれ違う時にちょっと香水の匂いがしたんだよね・・・」

お、女?でも一人って言ってたし・・・モヤモヤしたまま就寝。
その日電話するも、コールは鳴るようだけどまた留守電に。
仕事も手に着かず、連絡が取りたい気持ちだけがどんどん進みドツボ状態。

数日後。
はっぱかけて公衆電話からかけてみる。
コールが数回続いた後、なんとHが出たんです!

「わたしだけど・・・?」
「は?誰?」
「私、るいるい@だよ!Hでしょ?なんで携帯でないの?」
「お前なんか知らん(ガチャ)」

一体彼に何があったのでしょうか?(続く)

695 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/11(木) 19:30:52 ID:OgCnqsw20
記憶喪失

697 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/11(木) 20:32:36 ID:byAjBNv00
新しい女だろ

698 名前:恋人は名無しさん[] 投稿日:2007/01/11(木) 21:03:30 ID:+BAOcjfQ0
えっ終り?

699 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/11(木) 21:09:45 ID:Fiw0eEfR0
あれ・・・・記憶喪失になったのは685?


701 名前:685[] 投稿日:2007/01/11(木) 21:30:59 ID:JazFOD0S0
家に着きました。

(続き)
次の日。
「ずっと残業で遅くなってごめん、今日も遅くなるけど心配しないで。」と彼からメールが。
え??は???理解不能。昨日電話で「お前なんか知らん。」と切られたばかり。
電話をしてみるとアッサリHが出て、「そんな事言った覚えもないし、だいたいお前からの電話はなかった。」
だけど、履歴にはHの番号だし。。。考えれば考えるほど混乱。とりあえず昨日の出来事は流し、
・Hの母親が心配してる
・友人Mの姿を見たら逃げるように去って行った
を立て続けに聞くと

(ガチャ)

また電話を切られた・・・

一体なんだろう。

・嘘の出張外泊
・友人Mを見たら逃げるように去った
・香水の匂い

ここまでを見ると、明らかに「女」の影がするように見える。

だけど現実は違った。

703 名前:685[] 投稿日:2007/01/11(木) 21:43:09 ID:JazFOD0S0
友人Mと行き着けのBARで相談。

M:「う~ん、なんか声をかけた時、すごくヨソヨソしかったし、あれ?って思ったんだけどねぇ。。。」
心配と言うより真相を確かめたい、と相談をしてるとBAR店長さんが話しに入ってきた。
店長:「H君だろ?この間1人で来てた時、就職したから「遊びに」来て。って言ってたよ。」
遊びに・・・?
また意味不明。
店長:「るいるい@ちゃん、H君の名刺って持ってる?」
就職したばかりだからまだ作ってる最中で、出来たらあげるねーなんて聞いてたけどそんな事すっかり忘れてた。
店長:「これ名刺なんだけど・・・。」

と差し出された名刺をMと確認。
「ここへ行ってみようよ!るいるい@ちゃんも行ってみて待ち伏せでもなんでもして、一回聞いた方がいいと思う。
私も付合うからさ!!」
と気持ちと押してくれるMを見ながら、

・・・行ってみよう。
数日後、有給を取ってHの会社がある都心へ。

(続く)

704 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/11(木) 21:44:55 ID:RcAPTlu10
支援。
ついでにアドバイス。
メモ帳にまとめて書いて、まとめて投稿したほうがいいよ。


706 名前:685[] 投稿日:2007/01/11(木) 21:47:00 ID:JazFOD0S0
>>704
支援ありがとう、ちょっとまとめて書いてみます

707 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/11(木) 22:13:14 ID:iT7NRxMA0
wktk

708 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/11(木) 22:24:28 ID:c491g9+T0
      +   +
        ∧_∧  +
       (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
   +.   (0゚∪ ∪ +
     /ヽと__)__)_/ヽ   +
    (0゙   ・   ∀ ・ ) ワクワクテカテカ
    (0゙     ∪    ∪     +
  /ヽと____)___)_/ヽ   +   +
 ( 0゙     ・    ∀   ・  ) ワクワクデカデカ
 ( 0゙     ∪   ∪     +
 と_______)_____)


710 名前:685[] 投稿日:2007/01/11(木) 22:59:20 ID:JazFOD0S0
夕方、Mと右往左往しながら都心へ。


着いたのは普通のビル、会社の名前をちゃんとあって普通の会社でした。
目の前に喫茶店があったので、そこでHを待ち伏せすることに。
しばらくするとスーツ姿のHがロビーから出てきた。毎日残業で遅いって言ってたのにまだ夜の七時過ぎ。
すぐお金を払って出て行くと、Hは隣の地下ビルへ消えていった。

Mと後を追ってみると、なんとHが入った先はゲイバー。
名刺の住所は隣雑居ビルに合わせて同じ・・・Hが勤めていた会社はそれを経営してる事務所だったらしい。
わけがわからなくなり。その場で放心状態。だけどMはその店興味津々らしく
「ねぇ、入ってみようよ。」
って入れるかバカヤロー!!。
じゃぁ、私中入って確かめてみる。後でメールするから、るいるい@ちゃんは帰りな偵察してくる、と。

とりあえずそこはMに任せて電車に乗って一人帰宅。
布団の中で泣いてるとHから着信、あぁMが偵察に行ってバレたから電話がかかってきたんだな・・・
出ると
「ちょっと話がある。」

うん、わかった・・・と言うとまた外へ出る私。


近くの公園で待つこと小1時間。
Hがやってきた。
しばしの沈黙の後、
「もう、わかってると思うけどさ・・・。」(続く)

716 名前:685[] 投稿日:2007/01/11(木) 23:23:43 ID:JazFOD0S0
「俺・・・バイ(セクシャル)なんだ。」
「るいるい@の事は本当に好きだ。だけどやっぱり男性を好きな気持ちを捨てきれないんだ。
るいるい@と付き合ってる間ずっと隠してた。でも、本当に本当にごめん・・・・・(泣)」
「結婚時期が迫ってくるに連れて、本当にこのままでいいのかなって思い始めた。就職先も少しでも携わるのに関わりたかっんだ。
だけど男が男を好きな時って、女は本当に要らないって思ってしまうんだよ・・・(泣)」
「行き着けのBARの店長に名刺を渡したのも、実は・・・好きになりかけてたんだ。
名刺渡してさ、遊びにきてくれって言った時にMちゃんに声をかけられて・・・(泣)」
あ、
ああ、もういいわ。
お願いだからもう話さないでくれ。
結婚までしようって・・・
部屋まで探して・・・
漫画みたいなオチってなんだよ!!
恋人がバイセクシャルなんて、親になんて言えばいいーんだよ!!
男が男を愛しあってるときだったんですね、お前なんかいらん!宣言があったのは。
顔を両手で隠し泣き崩れるH(確かにオカマっぽかった)
放心状態・・・というかからっぽになった頭の中に

ぴんぴろり~ん♪
件名:偵察結果!
本文:ゲイバーって凄いね!男と男の愛の巣ですよ。H君ここに通って・・・
プチ。(携帯を切った音)

「じゃぁ、私帰るね。」
「るいるい@!本当に好きだったんだ、ごめん、本当にごめん!絶対俺よりいい人探してfw(いいかけ)」
「触るなホモ野郎が!!!!!バチバチバチバチーン!!!(往復ビンタ3回)」
振り向きもせず、その場を後にした私。
後ろでずっと泣いてるHの声がしました。
その後Hとは会ってませんが、私は今でも男性不振なところあります。。。

読んでくれてありがとうございました。

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