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◇69 どうすりゃいいんだtonight!

468 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/01/30(金) 03:23:53 ID:Nnp4uWjbO [1/4]
いきなりだが、投下。年齢は当時のもの。

俺・・・会社員、24歳
A・・・彼女、事務、24歳
B・・・Aの同僚、25~28?歳

俺とAは付き合って1年くらいが経っていた。半年前から俺のアパートで同棲を始めた。
同棲はAからの提案。実は俺が嫉妬深く、束縛屋、心配性だったこともあり、即OK。
しかし、この決断が後に起こる悲劇へと導く・・・。
同棲してから2ヶ月が経った。結構ラブラブ。俺は仕事も順調で、Aも仕事は勿論家事もしっかりこなし、エプロン姿はまるで奥さん。
完璧。まさにパーフェクト。少し『結婚』の2文字が脳裏を霞めた。
しかし、と俺は一旦頭を冷やす。「Aってもっとだらしなかったよな・・・」
Aはわりとマイペースでルーズな性格だった。俺はこんな些細なことからAを疑い始めた。
愛情故に抱く疑いの念。ある日俺はAの携帯を覗き見ることに成功。
いざ受信フォルダを拝見。Bという男とのやり取り満載。誰だ?
Aの交遊関係は把握しているつもりだったのだが。背筋を凍らせる程の冷たい汗は、並々ならぬ不安を秘めていた。
覚悟を決め、いざ内容クリック。以下一部紹介(絵文字略)
A『実際Bさんは私のことどう思ってるのかな』

B『どうしようもないMy lifeに君が関わったこと。それは柄にもない宝物』
B『鳴らない携帯。君に会いたい。とうすりゃいいんだtonight』

A『毎日会ってるじゃん。メールもしてるし。今夜は我慢ね』 469 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/01/30(金) 03:25:35 ID:Nnp4uWjbO [2/4]
全っ然笑えない。こっちがどうすりゃいいんだtonight!Aの携帯握りしめ頭をフル回転。
というか、2択。Aを叩き起こす(Aは熟睡中)か放置。俺はAの携帯を元の場所に戻しベッドに近づいた。
そして前者を選択!ドンキーコングの揶揄されてもいい程に両手を上げたが・・・
まだ浮気と決まったわけではない、と何故か冷静に。そして今後の計画を思案。
後日、会社では有給を貰いAを車で尾行。一晩考えて思いついたのが尾行。興奮してそれ以外何も思い付かなかった。
が、ここで偶発的な出来事が。ちなみ俺はいつも通りAより早く会社へ出勤(したふりをし)、そしてアパート近くで待機していた。
なんとなく期待できないでいた瞬間にまさかと、ハンドルに身を隠した。
なんと見たことのない車が俺の駐車場に停車。そしてスーツ姿の男が下車。なんと俺のアパートまっしぐら。
そしてピンポン鳴らす→まろやかにAがドア開ける→スーツ男を招き入れる。右腕の時計を見ると朝8時半過ぎ。
何時から会ってるんだ?あの男誰だ?てかAお前仕事は?・・・まだ待機して一時間も経ってないんだけれでも。ええ。
もうおしまいだ、と思った。俺は車に積んであるバットとビデオカメラ(朝野球が趣味なんで試合録画とかするんで)を確認。
9時。さて、とアイテム2個を装備し車を降りた。

470 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/01/30(金) 03:27:35 ID:Nnp4uWjbO [3/4]
まずは駐車場でスーツ男の車を確認。クラウンでした。ちなみに俺はバモス。なんか少し差を感じたね。
俺はビデオカメラをいったん地面に置き、バットで松井秀の構えをした。フルスモにしてやがるから反射して自分の構えを見ることができる。
うむ、実に似ている。右の松井秀が目の前にいるよ。そして振る。コンパクトにではなく、大振り。大振り!大振り!!ガッチャーン!
クラウンの運転席の窓ガラスは粉々。防犯がなってないなと思った。ちゃんとガラスにも金をかけなくちゃいけないんだ。
そしてすぐにアパートへ向かおうとした瞬間、ピピピピピピピッ!!!音の正体は車の中だった。
「やられた!」と思った。俺はすぐにバモスの元へと逃走。するとアパートからスーツ男とAが出てきた。スーツ男は頭を抱えながら携帯で話している様だった。警察か?
ここでおかしくなった俺がまた車降りてアパートへ。
「あれ、俺、ど、どうしたの?」とAが狼狽して訪ねてきた。勿論スーツ男も狼狽しきっていた(2つの意味で?)。
「忘れ物取りに来たんだ。で、Aお前仕事は?」
「・・・なんか急に休みになって」
「まるでバイトだな。で、あんたは?」
ここでスーツ男に尋問。なんか俺ハイになってたみたいだ。
「あ、Aさんの同僚のBと申します」
「あ、てかこのうるさい車あんたの?大体何しに来たわけよ」
「あ、あの、Aさんの相談役で」
「A、ほんと?」

471 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/01/30(金) 03:29:44 ID:Nnp4uWjbO [4/4]
「ほ、ほんとだよ」とAの表情は明らかに焦っていた。
「へぇ。俺の性格知ってるよね?」この一言でAはもう俺には何も通じないと悟ったみたいです。
「うん・・・」
「ならなんでよ!」
「ごめんなさいっ・・・」
「お前もふざけんなや!早くこのうるせぇ音とめろや!」Bを睨みながら車体へ蹴り。勿論凹んだ。
ちなみにここまでBに強く出れたのはただBが弱そうだったからです。何か勝てると思った。
「ご、ごめんなさい」と平謝りのB
そうこうしてるうちに警察到着。
「どうなされました?」と警察官。
「この人が僕の車の窓ガラスを」とB。
「おい、なんで俺なんだよ!」としらばっくれる俺。
「君、車に乗りなさい」と俺の腕を使む警察官。「抵抗しても無駄だ」
「だからなんで俺なんだ!」必死にもがいたよ、俺。
「君の左手に持ってるの何?」


ピーポーパーポーピーポーパーポー・・・




文才なくてごめんorz

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